2009年4月14日火曜日

Vim: 「K」 カーソル下のフレーズのmanを引く

またまたカーソル下の単語に対してシリーズ。今回はmanを引く方法。
スクリプトを読んでいるときコマンドやそのオプション、Cのコードを読んでいるとき標準関数の引数、を調べたくなった場合、またコーディング中では標準関数の使用するヘッダ・ファイルを知りたい場合などでmanを引くことが良くあると思う。
ここでも、別端末にコピペしてmanを引くなんて行為はVimでは御法度!

Vimの正しい使い方は、そのフレーズ上にカーソルを持って行き、「K」を押す。これだけ!!
すると、そのmanが開く。これだけでもコードリーディングに集中できるようになるでしょう!

コードに戻る場合は、単にmanを実行中なだけなのでman操作に従い「q」を押しmanを終了させ、その後「続けるにはENTERを押すかコマンドを入力してください」と表示されるので、Enterを押せば良い。


ちなみに、manで良くあるFAQとしてprintf(1)とprintf(3)の引き方だが、コマンドラインではセクション番号を指定しない場合小さい方が優先される。
$ man printf
とするとコマンド(セクション1)のprintfのmanが開く。
標準関数(セクション3)のprintfのmanを開くには次のようにセクション番号を指定する必要がある。
$ man 3 printf

Vimの場合も同様で、printf上で「K」を押すとprintf(1)のmanが表示されてしまう。そこでprintf(3)のmanを表示したい場合は、「3K」とセクション番号を頭に付ける。

この操作方法は、「10j」とすると「j」10回分を意味するのと同じように、数値を指定したい時のVim操作の基本に沿っていると言える。



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